禅机は10年の芸術品取扱い経営と11回のオークションを通じて、経験を積み重ね、日本市場への認識を深めました。日本、香港と北京芸術品市場を調査分析した結果、ハイレベルな収蔵家の力を結集し、ブランドを立ち上げることこそ、突破口であり、より高い競争力を獲得できます。一例を挙げますと、ソスビズ香港2015年秋季オークションの「攻玉山房明清家具專場(専場=特別セール)」(2.6億HKD)、ポーリーインターナショナルオークション(北京)(以下北京ポーリー)2015年春季オークションの「剪松閣文房専場」(7.6億CNY)、2015年秋季オークションの「禹貢專場」(2.5億CNY)と「Jules Speelman 仏像專場」(7.6億CNY)などの素晴らしい結果を示しました。
日本国内のオークション及び市場は固有の特徴と魅力を持っています。しかしながら、国際市場において香港や北京の顧客リソースに差があり、取引結果にもかなりの差があります。2015年取引額はソスビズ香港が57億HKD、クリスティーズ香港が58億HKD、香港ポーリーが17億CNY、北京ポーリーが65億CNY、中国嘉徳が112億CNY(香港嘉徳を含め)でした。また、より高いレベルのコレクションであるこそ、香港や北京でのパフォーマンスがより期待される特徴があります。特に、中国コレクションはその傾向があります。
禅机は日本のハイレベルな収蔵家、美術商の力を統合し「名軒御蔵」特別セールを大手オークションハウスと共同で開催する予定です。この企画はクリスティーズ香港、北京ポーリー、香港ポーリー、中国嘉徳、中国嘉徳(香港)の責任者からの大反響を呼び、それぞれからパートナーとして協業したいという熱いアプローチが来ております。そのうち、北京ポーリーは、正式に書面による授権書を取り交わしております。「名軒御蔵」特別セールは保留価格総額10億円以上を予定しており、そのうち5億弱は募集確定済みです。
以上5社のオークションハウスは、全世界の芸術品市場で最も経験豊富で、実力のあるアジアのオークション会社であります。その責任者たちが「名軒御蔵」に関心を持っているということは、芸術品市場の最前線の専門家としての市場反応への判断からではないかと思っています。
また、禅机の参入により、お客様が一番心配する支払状況、収蔵品の運送や、安全性、オークション後の手続きでもご安心いただけます。
「名軒御蔵」特別セール出品募集の対象は、次の条件を満たす個人や店舗となります。
1.日本美術品業界において尊敬されていて、人望の高い方(店舗)
2.芸術品経営10年以上の従事経験をお持ちの方(店舗)
3.自己の分野において独自の見解をお持ちの方(店舗)
4.トップレベルのコレクションを収蔵されている方(店舗)